冬キャンプは寝るときに顔寒いのか、防寒対策と服装、寝床の作り方に加えて、寝るときにストーブは使えるのかについてご紹介します。
冬キャンプを検討しているあなた、このようなお悩みはないですか?
・寝るときのおすすめの服装は?
・寝床の作り方は?
・寝るときはストーブを使う?
冬もキャンプを楽しみたいですが、寒すぎて眠れないのはイヤですよね。
我が家も今年の夏からキャンプデビューし、冬キャンプについて気になっていました!
そこで今回は、冬キャンプは寝るとき顔が寒いのかや防寒対策について調べてみました!
・顔寒いときの防寒対策としてフードウォーマーやバラクラバがおすすめ
・寝るときは薄着で、速乾性と通気性のよいインナーとフリースがおすすめ
・寝床作りのポイントは、マットと寝袋を冬装備にする
・寝るときはストーブを必ず消す
それでは、以下で詳しく解説するのでぜひ参考にして冬キャンプを楽しんでください♪
ノースフェイスのフリースは軽く、中にも外にも重ね着しやすいです!
ぴったりなサイズ感なので、ゆったり着たいあなたには大きめサイズを購入するのがおすすめです。
カップルや夫婦、お友達とおそろいで着用したら素敵ですね♪
目次
冬キャンプは寝るときに顔寒い?防寒対策をご紹介!
冬キャンプは寝るときに顔が寒いので、顔周りの防寒対策としてフードウォーマーやバラクラバがおすすめです。
顔が寒いと、低体温になり体調不良や肌の乾燥、肩こりや頭痛の原因になることがあります。
「寝るとき顔寒い」「寒すぎて眠れなかった」というのは冬キャンプでよく聞きます。
せっかくのキャンプなので、寝るときも快適にして冬キャンプを楽しみたいですね。
そこで、顔の防寒対策としてフードウォーマーやバラクラバをご紹介します。
フードウォーマーやバラクラバってどういうものですか?
頭~首回りまで一体型の防寒アイテムです。
バラクラバも同じ意味で、目出し帽のことです。
3wayや4way使用になっていて、暑いときはフードをとることや、食事のときは口元を外すことができます。
天候や場面に応じてスタイルを変えることができて便利です。
首から下の裾は、アウターの内側に入れ込めば、首元からの冷たい冷気もシャットアウトしてくれて、頭から首元まで完全防寒できます。
選び方のポイントとして、日中にも使えることや、寝るとき苦しくないフィット感であること、呼吸のしやすさを確認して選ぶことが大切です。
緩すぎると寒く、窮屈すぎると顔が締め付けられて使いづらいです。
伸縮性のある素材なら自然にフィットしますが、伸縮性のないものは調節コードがあれば露出度を簡単に調整できます。
素材によって以下の特徴があります。
・保温性、速乾性に優れている
・肌触りが良い
・比較的安い
・見た目がモコモコでかわいいデザインもある
モコモコ素材は色やデザインが豊富で見た目もかわいく女性に人気です。
・防寒性、通気性に優れており口元を覆っていても呼吸がしやすい
・蒸れにくく汗冷えしにくい
・メリノウールは天然素材で、肌触りがよく、吸湿保温性、防臭効果を兼ね備えている
女性で日中も使いたい場合は、フリースなどのモコモコ素材がかわいくておすすめです。
男性は機能性を重視したモンベルやノースフェイスなどのアウトドアブランドもおすすめです。
バラクラバは目出し帽なので、日中は完全防寒すると人目が気になるかもしれません。
見た目が気になる場合は、ニット帽などをかぶると日中もおしゃれにバラクラバを使えそうです♪
フードウォーマーやバラクラバを購入した人の口コミをご紹介します。
「ニットキャップやネックウォーマーを使っていたけど、これ1つで頭、顔、首までカバーできて冬に重宝します。」
「マフラーや耳当てと違ってうっかり落とす心配もないです。」
「コンパクトに収納できて、ポケットに入れておけるなど携帯にも便利です。」
「強盗のような見た目になりますが、寝るだけなので気にしません。」
顔周りの防寒対策として、フードウォーマーやバラクラバをぜひ取り入れてみてください♪
冬キャンプで寝るときのおすすめの服装は?
冬キャンプで寝るときの服装は、薄着で速乾性と通気性のよいインナーとフリースがおすすめです。
薄着だと寝袋の中全体が暖まりやすく、身動きもとりやすいので快眠につながります。
厚着で寝ると、ダウンジャケットを着ている上半身だけ暖かく、下半身は冷えたままなんてこともあります。
薄着であれば寒いところにブランケットを足すなど、寝たままでも調整しやすいです。
キャンプにパジャマは必要ですか?
キャンプでは荷物を最小限に抑えたいため
翌日の着替えをパジャマと兼用することが多いです。
冬キャンプで寝るときの服装は、速乾性と通気性のよいインナーシャツとパンツに、フリースウェアの着用をおすすめします。
体温を適度に保ちながら、汗をかいてもすぐに乾くインナーを着ていると寝るときも快適です。
アウトドアブランドから出ている高機能な肌着や、ヒートテックなどのインナーを重ね着するのもおすすめです。
フリースはゆとりがあり、保温性や軽さ、ストレッチ性があるものを選びましょう。
冬キャンプで寝るときは、冬用の寝袋で、できるだけ薄着で寝ることが大切です。
女子向けの服装はどんなものがおすすめですか?
吸湿速乾性の高いカップ付きインナーと、レギンスがおすすめです。
カップ付きインナーであればテント内でも着替えやすいです。
レギンスは動きやすく、肌触りもよく寝袋のなかでも快適に過ごせます。
足元の防寒対策はテントシューズがおすすめ!
テントシューズ(ダウンソックス)は保温性に優れ、寝袋内でも快適に足元を温めます。
足元は寝袋に入っていても先端であるため冷気を感じやすく、冷えやすい場所です。
特に女性は身長が低く、足元に隙間ができやすく寒さを感じやすいです。
靴下を履いたまま寝ると、汗冷えや足の締め付けで血流を悪化させて冷えの原因となります。
特にダウン素材は保温や放湿機能があり、履いていても圧迫感がないためとても快適に足元を温めます。
軽くコンパクトで持ち運びにも便利です。
テント内や、寝るときの足元の防寒対策におすすめです。
冬キャンプの寝床の作り方はポイント2つ!
寝床の作り方のポイントとして、1つ目はマットのレイヤリングを冬装備にすること、2つ目は寝袋を冬用にすることです。
冬キャンプの寝床の作り方で重要なのは底冷え対策です。
1つ目のポイントは、マットのレイヤリングに銀マットやホットカーペットなどを追加し冬装備にすることです。
冬キャンプにおけるマットのレイヤリングは以下がおすすめです。
1番下:グランドシート
2番目:インナーテント
3番目:銀マット
4番目:ホットカーペットやラグ
5番目:エアマットやインフレーターマット
6番目:寝袋
冬キャンプの寝床に必要な銀マットには以下の特徴があります。
・アルミ面を上にして敷くと、体から出る熱を反射させ保温効果がある
・冬キャンプの場合、厚みは8mm以上を選ぶ
・形状は折り畳みやロール式があり、持ち運びやすさで選ぶ
銀マットは夏に使うと地面からの熱を遮断できます。
夏はアルミ面を下側、冬は上側にして使います。
銀マットやホットカーペットを追加すると、地面からの底冷えを防ぐ効果があり、冬キャンプにはぜひ追加することをおすすめします。
また5番目に敷くマットは、熱気を逃さないR値(断熱性の目安)の高いマットを選ぶことをおすすめします。
R値の目安として、1~2は真夏、2~4は春~秋、4~6は初冬、6以上は極冬期に対応しています。
銀マットのR値は0.25~0.5くらいなので、銀マットだけでは底冷えを防げません。
底冷えを防ぐために、エアマットやインフレーターマットのR値を確認しましょう。
コットも併用するとさらに快適な寝心地になります。
キャンプ中級者や上級者におすすめです。
コットは地面から距離があるため冷気の影響を受けにくく、体の沈み込みを防ぎ寝がえりをしやすいのが魅力です。
ただし、クッション性や断熱性はマットが優勢なので、冬装備のレイヤリングにしておけばマットだけでも十分に過ごせます。
凍結するような気温下など、マット単体で不十分だと感じた場合には、コットの併用を検討してみるのもおすすめです。
2つ目のポイントは、寝袋を冬用にすることです。
冬用の寝袋は、中綿が工夫されていたり、ファスナーからの風を防ぐ防風が施されていたり、内側がフリース素材であったりと寒さを防ぐ工夫があります。
寝袋の形は大きくわけてマミー型と封筒型の2種類あり、それぞれの特徴は以下になります。
・ミイラのような形で、全身をすっぽり覆い暖かい
・素材はダウンと化繊の2種類
・コンパクトに収納できる
マミー型は体と寝袋の間に余計なすき間をつくらないので暖かいのが魅力です。
ダウン素材はコンパクトで軽いですが、汚れや濡れに弱くメンテナンスが難しいです。
化繊素材はかさばりますが、汚れや濡れに強いのが特徴です。
・封筒のような長方形で、サイドジッパーをしめて使用
・布団のような肌触りで、寝心地がよい
・比較的安いが、収納がかさばる
封筒型は足元に湯たんぽを入れてもゆったりと眠ることができます。
洗濯機で丸洗いできるタイプもありメンテナンスしやすいのも魅力です。
冬用の寝袋は頭の部分を覆うフードや、冷気を防ぐドローコードが付いているとさらに温かいです。
さらに、インナーシュラフを寝袋の中に追加するとより一層暖かくなります。
インナーシュラフってなんですか?
寝袋の中に入れて使用する寝具です。
使うと寝袋内が5℃あがると言われています。
フリース素材:薄手で使いやすく暖かい
ボアフリース:毛足が長めで毛布のような肌触りで一段と暖かい
インナーシュラフは寝袋と同じタイプの形状がおすすめです。
冬キャンプの寝床の作り方をマスターして、快適な睡眠を手に入れましょう♪
冬キャンプは寝るときにストーブを消す
冬キャンプで寝るときには、火災の危険と一酸化炭素中毒の危険があるためストーブは必ず消します。
就寝中ストーブの火が何かに引火し燃え広がることや、テントが強風で倒れて燃え移る可能性もあります。
また燃料を燃焼して暖かくする暖房器具は必ず一酸化炭素が発生します。
一酸化炭素中毒の症状は、めまいや吐き気、意識がぼんやりするなどから始まり、意識がないまま最悪は亡くなる事故も少なくありません。
子どもは基礎代謝が高く一酸化炭素中毒になりやすいため、より注意することが必要です!
換気できていそうなテント入口のタープ下で調理をしても、テント内の複数の子どもが一酸化炭素中毒で意識を失った事故もありました。
テント内で寝るときにストーブをつけたままや、換気をせずにストーブを使用するのは絶対にやめましょう。
冬キャンプでストーブを使用するときには以下の注意点を確認しましょう。
・一酸化炭素チェッカーを使用する空間内に設置する
・1時間おきに室内の喚起をする
・ストーブが使用可能なテントを選ぶ(換気口を確保できる、熱に強い素材など)
・2L以上の水は常備しておく
・ストーブの周辺にはなにも置かない
・薪ストーブの場合、使用前に煙突掃除を行う
冬キャンプのストーブ以外の防寒対策を電源あり、電源なしにわけてご紹介します。
電源ありサイトでは電気毛布がおすすめ!
電源ありサイトでの防寒対策は電気毛布がおすすめです。
電気毛布は寝袋とマットの間に敷いたり、寝袋の中に入れ込むこともできます。
寝るとき以外にも、日中ひざ掛けで使うなど気軽に使えて便利です。
消費電力も少ないので、日中、夜間と1日中使えます。
ワット数に余裕があれば、ホットカーペットや布団乾燥機を使用するのもおすすめです。
1度に使用できるワット数はどのくらい?
1区画1000~1500W程度であることが多いです。
暖房器具のワット数の参考値は以下になります。
電気毛布 | 50W |
ホットカーペット2畳用 | 520W |
布団乾燥機 | 600W |
電源ありサイトでは、延長コードや差し込み口の数を増やせる電源タップがあると便利です。
電源なしサイトではカイロなどで防寒を!
電源なしサイトの防寒対策は、カイロや湯たんぽの活用をおすすめします。
たとえば、マットの上にカイロをいくつか貼り、その上に寝袋を敷くと暖かく眠れます。
寝袋の中に直接カイロを入れると熱すぎたり、低温やけどのリスクもあるので注意が必要です。
足元が寒ければ直接肌に触れないよう、袋に入れたカイロを追加したり、タオルでくるんだ湯たんぽを入れましょう。
金属製の湯たんぽは中に水を入れたら直火で温めることができ、プラスチック製よりも暖かさが長持ちします。
また、最近は充電式の湯たんぽもあり、水やお湯を入れ替える手間がなく便利です。
湯たんぽを忘れた場合には、ペットボトルで代用できます。
ペットボトルに熱湯をそそぎ、タオルで包むとじんわり暖かいです。
ただし、熱湯対応のペットボトル(オレンジのキャップが多い)を使いましょう。
まとめ
・寝るときは薄着で、速乾性と通気性のよいインナーとフリースがおすすめ
・寝床作りのポイントは、マットと寝袋を冬装備にする
・寝るときはストーブを必ず消す
冬キャンプは顔寒いですが、フードウォーマーやバラクラバで防寒できます!
顔寒いのを我慢せず、しっかり防寒対策をして冬キャンプを楽しみましょう♪
ストーブは寝るときに必ず消して、ストーブ以外の防寒対策をおすすめします。
ノースフェイスのフリースは男女兼用でおしゃれに冬キャンプを楽しめます♪
色の種類も豊富なので、あなたのお気に入りの色をぜひ探してみてください♪
サイズによっては売り切れもあるので、早めの購入がおすすめですよ!
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